ダンス練習場所の聖地とされているJR難波駅OCATを拠点に練習をしていたブレイクダンサー達が一致団結し、2003年にブレイクダンスチーム『MORTAL COMBAT(モータルコンバット)』を結成、チームとなってから18年目を迎える。
大半が10代のメンバーで構成されたチームで、日本と海外のダンサーが所属。当時から異色を放つチームだった。
メキメキと成長を遂げ、ブレイクダンス界のオリンピックとされている世界規模の大会『BATTLE OF THE YEAR』の日本予選大会が行われ2004年度のチャンピオンとなり平均年齢最年少での日本代表を獲得。
2007年には韓国で開催された世界大会『R16』にてショーケース部門で優勝、世界一の称号を手に入れる。同年日本で開催されているストリートダンス最高峰イベントである『JAPAN DANCE DELIGHT』にて優勝を果たしまたもや世界一を手に入れ、世界中のストリートダンス界にモータルコンバットの名前が更に広まったキッカケとなった。
ブレイクダンスは対決形式で生まれた文化(バトル)により、ショーケースコンテストでは不利とされていた中でブレイクダンスで作品構成しオールジャンルというルールでの優勝、海外や他ジャンルから評価を受けるレベルに昇華させたストリートダンス界における『新時代の先駆者』である。
新しい道を切り開き、その勢いやアイディアは止まる事はなく、独自の道を開拓し続けている。
その後『JAPAN DANCE DELIGHT』で通算5度の優勝を果たす。2021年現在でも誰もなし得ることの出来ない前人未到の記録を打ち立てている。
ブレイクダンスの固定概念を打ち崩し、常に進化を続ける『モータルコンバット』
もはや一種のスタイルを確立させたといっても過言ではない。